イオンスーパーセンターでは
多様な人材である従業員が働きやすい職場づくりを推進しています
障がい者雇用の推進に向けて当社では、店舗での就業の他に、テレワークを活用した自宅などの慣れた環境での就業など、様々な働き方の提案をしています。
採用時の面談では、まずご本人の働き方や就業環境の希望を伺い、職場実習後、本人の就労意思及び配属先の考えや、障がいの種別・ 程度、得意・不得意を伺い、安心して就業が出来る体制づくりに努めています。
各店舗では、教育担当者がわからないことは繰り返し説明を行い、一緒に仕事をしながらみんなで頑張っていこうという意識があります。また、指示や決まり事は、わかりやすく伝えるよう心掛けて います。ほとんどの店舗がワンフロアであり、教育担当者だけでなく、従業員同士の接点が多い環境が当社の特徴です。その日の体調や、仕事の進み具合をみながら、コミュニケーションを図り、商品の品出し、陳列、カートの整理、バックヤードでの作業などを行っています。
また、本部では重度障がいのある方を含め数名が在宅勤務で事務作業を行うなど、様々な障がいを持つ社員が就労できる体制づくりに努めています。本社所属の在宅勤務者に対しては、2週間に1回、個別面談を実施しており、仕事面や体調面などを聞き取る機会を設けています。面談結果は、支援を行う社員に共有し、働きやすい職場環境の整備に活かしています。また各種支援団体と連携することで、職場実習、就労に繋がることや、就労後の相談先になることなど、様々な繋がりを大切にしています。
こうした取り組みの推進により、当社では障がい者雇用の可能性を広げ、ひとりひとりに合った安定的な継続勤務を実現しています。現在103名(雇用率3.6%うち重度障がい者11名)の障害を持つ方が在職しています。また68名が勤続5年以上と、継続した職場定着が高く評価され、2022年9月16日独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が行う「令和3年度障がい者雇用優良事業所 岩手県知事表彰」を受賞しました。
今後も、ダイバーシティ経営を一層加速し、多様な人材活躍により地域の一員として社会に貢献する企業市民として、障がい者の方、育児や介護勤務者、性的マイノリティーの方など、さまざまな価値観を持つ方々にとって「働きやすい、働き甲斐のある」職場の構築に継続的に取り組んでまいります。